獣医師Dr.Rさんによる連載コラム更新いたしました。
今回のコラムは、『見て触ってわかる愛犬の健康状態』です。 ------------以下一部抜粋-------------------- 新年あけましておめでとうございます。 本年も皆様ならびにご愛犬にとって良い年でありますようお祈り申し上げます。 今回のテーマは日頃より接している愛犬の健康状態を、その概観を見たりまたは触ったりすることで早期に病気を発見するというものです。毎日見ていると、とかく見落としがちな体の変化を察知し、病気の早期発見に役立てて頂ければ幸いです。それでは頭から尾にかけて順にお話していきます。 ・頭部から頸部にかけて まずは愛犬の顔を真正面から見て下さい。このとき注意して見る点は左右が対称であるかどうかです。両耳は左右対称ですか?どちらか一方の耳が垂れている場合には、垂れている側の耳が外耳炎や外耳道に異物が刺入している可能性があります。左右の耳の付け根を揉んでみて痛みを訴えるならば、その側に外耳炎の疑いがあります。また同時に頸も同じ側に傾けている場合には重度の中耳炎や前庭炎(この場合には立っていることもままならない)を起こしているかもしれません。老犬では耳の前の筋肉が萎縮を起こし、凹んでいることがありますが、若い犬でこのような状態になったときは顔面神経や三叉神経に支障をきたしている場合があります。この場合は罹患側の眼瞼反射が消失したり、顔の皮膚が下垂して、特に上唇が健康側と比べて垂れ下がってしまいます。このような神経障害は外耳炎に続発して起こりますので侮れません。次に両眼は左右対称ですか?シバシバして開けにくそうにしていませんか?眼は比較的簡単に確認ができるところですので見落とすことは少ないと思います。結膜炎や角膜炎・異物の混入などがその原因の多くを占めます。夜間、眼に明かりが当たった時に異常に眼が光ったり、いつも眩しそうにしていたりまた眼を瞼の上から触った時に痛みを訴える場合には緑内障の疑い・・・ 続きはこちらからご覧いただけます。 http://www.cap.ne.jp/~cap_iida/column/column-vol22.html
by nextcap
| 2009-01-07 13:39
| Dr.R コラム
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